
ビットコインとは、インターネット上で発行、取引される仮想通貨の1つです。
「仮想」つまり、硬貨やお札など現物があるものではありません。
日本では「仮想通貨」と呼ばれていますが、安全な取引のために暗号技術が使われている通貨のため、正式には「暗号通貨」と呼ばれます。
ビットコインは欧米、日本、中国や東南アジアなど世界中で利用されており、実物がないものの世界共通の「お金」として使うことができます。
現在、ビットコインは大きく分けて4つの使い道があります。
これから仮想通貨を始める人はこれらを把握しておきましょう。
Contents
売買してリターンを得る(投資)
現在のところ、ビットコインの利用で最も多く占めるのがこの「投資」になります。
日本含め、世界に各国には「仮想通貨取引所」があり、インターネットを通じて
ビットコインなどの仮想通貨を売買することができます。
日本で有名な仮想通貨取引所は
Zaif、bitflyer、coincheckなどがあります。
同じ仮想通貨でも価格が万単位で変わってくるので取引所はすべて登録しておきましょう。
投資はお金に余裕がある人がやるものだと思っている方がいる人もいますが(僕がそうでした)
ビットコインは数百円から売買が可能で、僕のような学生、主婦などお金に余裕がない人でも
簡単に投資することができます。
銘柄選びが難しい株式投資とは異なり、ビットコインは需要が増えれば上がるという
実にシンプルなものなので投資しやすいという面があります。
買い物の代金をビットコインで支払う(決済)
お店で買い物したり、食事をしたりするとき、人は現金で払ったり、電子マネーで払ったり、クレジットカードやデビットカードで支払ったりすると思います。それと同じようにビットコインでも支払いを行うことができます。
ウォレット(ビットコインを入れるネット通帳のようなもの)にあるビットコインを決済するお店に送金することで決済が完了します。お店によってはビットコイン支払いで20%引きになったりします。
それはビットコイン支払いだとお店側のメリットも大きいからです。
ビットコインは日々価格が上がっています。
なので20%引きをしてまででも現金よりもビットコインの方がいいわけです。
さらに、クレジットカード決済はクレジットカード会社に代金の3%~5%程度の手数料を支払わないといけません。
ところがビットコイン決済では、この手数料が1%程度で済みます。
つまり、お店側はビットコイン決済をしてもらうことでコストを抑えることができるわけです。
誰かにビットコインを送る(送金)
送金でも、ビットコインの魅力が発揮されます。(されるはずだった….)
海外に送金する際、例えば10万円を送金したいとき、銀行の海外送金サービスを
利用すると、1回あたり2500円~4000円程度の手数料が発生します。
これはかなりの負担ですが、ビットコインを使えばこの手数料が劇的に安かったんです(過去)。
しかし、現在ではビットコインが200万円近くまで高騰し、さらに世界中で送金数が多発しました。
トランザクションが詰まり、送金が早い安いで売りのビットコインが機能しなくなりました。
日本の取引所、コインチェックでは送金を早くしようと手数料を上げ、
最大4000円近くまで上がってしまいました。
プロジェクトに寄付や投資に使う(クラウドファンディング)
こちらも送金が安いというビットコインのメリットを生かしたものです。
ところがこちらも前述と同じく、送金手数料が現在高いため、機能していません。
本来の手数料が安いということがまだあれば、
国内外で発生した大規模災害、途上国での子どもたちの教育、紛争地の医療など、
支援金を送りたい場合役立ちます。
また、最近ではネットを活用したクラウドファンディングが注目されており、
数億円を超える資金が集まるようになっています。
それをクレジットカードや銀行振り込みでは手数料が多くとられるため
ビットコインがいいとされていたんですね。
まとめ
ビットコインは硬貨やお札のような実物するものではないが、
使い方によってはこの先大きく普及していきます。
現在は投資がメインとなっていますが、法定通貨を越える存在となるのかが
たまに議論となっています。
僕は法定通貨を越えることはないと思いますが、投資対象としてはとても魅力的なものであると思います。
送金関連がビットコインの難点でありますが、これはハードフォークによって解決できます。
今後はビットコインよりもビットコインからハードフォークされたビットコインキャッシュが
上がってくると思います。
まあなんにせよ、仮想通貨市場はまだまだ止まりません。
まだ「なんとなく難しい」とか「存在しない者が不安」と言う方は小額からでも投資してみて
どういうものかを知っていくといいと思います。